合気道の初心者はここを鍛えろ!?筋肉は必要だ!

基本的に合気道は無駄な筋力を使わない前提での技術が多いのですが、

かといって、まーーったく筋力が無いと初心者の内は少しだけ苦労する場面が出てきます。

私自身も習い始めた当初はその辺の男性よりは筋力が無い方でしたので

少し苦労してました。

まぁ稽古を繰り返す中で少しずつどうにかはなりましたが…


なので、今回は

もし合気道を始めたらこの部位だけは少し筋力を鍛えておくと上達が早いよ~

という話を3つしたいと思います。

あわせて、大体どこでもできる簡単な筋トレ方法も一緒にご紹介しますので、

これから合気道を習おうと思っている方や今まさに習い始めた方は

ぜひ参考にしてみてください。



合気道初心者が鍛えるべき身体の部位①:握力

実は合気道の技で相手の道着や手を掴むという動作がかなりあります。

そして、その掴みを維持できないと技として成り立たなくなるものが一部出てきます。

なので、動きになれていない初心者の内は技の動き方そのものを覚えていった方が

良いと思うのですが、掴みが外れることに注意するためにリソースを割くと

上達がやや遅れがちになってしまいます。

そのため、握力はある程度鍛えておくと技を覚えるのが捗ります。


ただし、勘違いしやすいのですが「握りつぶす」ような握力は必要ありません。

どちらかというと、自分の手の形を維持するための握力が必要です。

手は締め付ける動きよりも引っ掛ける道具として使うと無駄な腕力を使いません。

なので最低限(自分の手の形を維持するだけ)の握力が必要ということです。


そこで、この握力を鍛えるのにオススメのやり方が2つあります。

①ぶら下がる

公園の鉄棒やお家にぶら下がり健康器具などがあれば、ぶら下がって手を鍛えてみましょう。

握力で握り締めるのではなく指で引っ掛けてぶら下がるイメージです。

ただぶら下がると親指以外の指しか使いませんので親指もしっかり意識して使いましょう。


②自分の手首を握る

こちらも握力で握り締めるのではないのがポイントです。

自分の右手で左の手首を軽く握ります。

そして握られている左手を、握った右手が外れるような方向や角度に動かしてみましょう。

もちろん握っている右手は外れないように指の形を維持して頑張りましょう。

何分が出来たら左右交代してどちらも鍛えましょう。

このやり方は全ての指に負荷が掛けやすいのでぶら下がるよりは負荷は少ないものの、

指をまんべんなく鍛えられ、かつどこでもできるメリットがあります。



合気道初心者が鍛えるべき身体の部位②:足

足と言っても色んな部位がありますが、できれば立った状態で膝を軽く曲げた体勢を

数分間維持できるくらいの筋力があると稽古が非常に楽になるかと思います。

というのも、合気道の構えや技は感覚的に8割以上は膝を曲げた状態を作り、

重心を低く保ちます。

初心者の上達に一番大きいのではないかと思うのが重心の維持と移動だと思いますので

そのため、膝から腿にかけては少し鍛えておくと良いかもしれません。

もちろんそれ以外の部位(足の指や足首など)も鍛えておくに越したことはありませんけど。


では足の鍛え方ですが

①スクワット

鉄板ですね(笑)

個人的にはスプリットスクワットというやり方がオススメです。

お尻痩せにも効果があるようなので、気になる方はお試しくださいね。

こちらのサイトが参考になるかと思います⇒https://melos.media/training/64499/


②前屈立ち

こちらは空手の立ち方なのですが、大体下のイラストの様な立ち方です。

前8:後ろ2くらいの重心配分で立ち、自分の目線から膝で爪先が見えないくらいまで

膝を曲げて立ちます。

この状態ですり足で足を入れ替えながら進んだりします。

私の幼少期で空手をやっていた頃はかなりこの立ち方を太ももがパンパンになるまで

やらされた記憶があります(笑)

ただ、これで膝から太ももを鍛えると合気道での構えや技の際に膝を常時軽く曲げるのが

まったく苦にならないのでガチ勢を目指したい方はオススメかもしれません。



合気道初心者が鍛えるべき身体の部位③:首

最後は意外かもしれませんが、首になります。

これに関しては主にケガ防止の意味も含みます。

合気道は稽古の際にお互いに技を掛け合って倒したり倒されたり、

上級者になれば投げたり投げられたりします。

そしてお互いに練習する中で良い意味でタイミングが合って

技の勢いがつきすぎたりして受身が激しくなる場合もあります。

受身で衝撃は逃がすものの、首が勢いに耐え切れず後頭部を打ってしまう場合もあります。

ちなみに私もかなり前に経験済みです…(笑)

なので、万が一を考えて首は鍛えておくといいでしょう。


というわけで鍛え方ですが、

①ネックフレクション

②ネックエクステンション

主にこの2点をやっていくと良いかと思います。

①のネックフレクションのやり方は

仰向けに寝転がり、胸骨に顎がつくまで首を上下する

②のネックエクステンションは逆にうつ伏せに寝て、首を上下するやり方です。

それぞれ10回×3セットくらいを目安に頑張ってみましょう。

慣れてくれば水の入ったペットボトルなどで軽い負荷を掛けても良いかもしれません。

参考サイトとしてはこちらなんかはいかがでしょうか⇒https://vokka.jp/17876

また、参考サイトにも記載がありますが首は神経も多くデリケートな部位なので

負荷の掛け過ぎや無理はしないように十分お気を付けくださいね。



以上の3つをある程度鍛えておけば、初心者であっても合気道の上達に

ブーストが掛けられますので、最近合気道を始めた方や、

近々合気道を始めようと思っている方はぜひやってみてくださいね。



ちなみに筋トレをする上で、栄養素の補給はとても大事になります。

動いたらしっかり栄養を摂取しましょう。

最近はプロテインも味が美味しくなっているようなので、

筋トレに合わせて摂取するのが良いみたいですね。

下にプロテインの購入リンクを置いておきますので、

もし筋トレ頑張るぞ~という方はどちらかいかがでしょうか??



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