どちらがいいの?合気道のこんな稽古方法
どんなスポーツや武道でも練習方法というのは様々あります。
当然私の経験した中でも、技の稽古方法には色んなやり方がありました。
その中で正反対のやり方も経験しました。
それが
・1つの技を何回かしばらくやってから、次の技へと移る
・10数本以上の技を一通り流して行い、同じ技を続けてやることはあまりない
というものです。
それぞれ一長一短ではあるので
まずはそれらのメリット・デメリットを示していきましょう。
・1つの技を何回かしばらくやる場合
メリット:
・一発勝負ではないので技一つ一つの完成度を上げやすい
・反復練習なので動き方を身体が覚えやすく、技の原理を理解しやすい
・初心者が落ち着いて学ぶことが出来る
デメリット:
・限られた稽古時間ではできる技が少ない
・長時間おなじ技をやると集中力が切れやすくなる
・10数本以上の技を一通り流して行う場合
メリット:
・決められた稽古時間でも多くの技を経験できる
・基本が既に出来ている上級者には学びやすい
・次々と別の技を行うので飽きにくい
デメリット:
・未経験者や初級者が学ぶには数が多く、覚えるのに時間が掛かる
・一つの技に集中しないので技の完成度が低くなりやすい
といった感じでしょうか。
まとめてしまうと
前者は質重視、未経験者・初心者向けのやり方
後者は量重視、経験者・上級者向けのやり方
といった感じでしょうか。
実際、私の学んだ道場ではそれぞれ生徒さんのターゲット層がそのような感じに
異なっていたように感じます。
ちなみに優武館は未経験者・初心者の方が主な層となるので、
前者の少ない技をじっくりと行うようにして最初に基本を身に付けることを
重要視しています。
個人的にはそちらの方が技としての型の意味が分かってくると思うので、
コツコツと積み上げるのが得意な方や職人や研究者気質の方には
結構向いている道場かもしれませんね。
もうすぐ新年度なので、新しいことを始めたいという方は
ぜひ合気道を検討してみてはいかがでしょうか?
体験はこちらの「体験申込フォーム」もしくは事務局(050-5375-4427)まで
お問い合わせください。
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