合気道って何ができればゴールなの??
皆さんは合気道って何ができればゴールだと思いますか?
格闘技や武道によっては試合の結果というゴールというか目標点というものがありますね。
人によってはそこに至ることがゴールになる方もいらっしゃることでしょう。
しかし合気道のほとんどの流派においては試合というものがありません。
合気道で多く稽古される技は相手から向かってきたものに対して行う技が
大部分を占めていますので、仕方がないといえば仕方がないのですが
人によっては定めやすい目標があった方がモチベーションが
保ちやすいのではないかと思います。
なので合気道で目指せるものってどんなものがあるかを
今回は少し紹介しようと思います。
例によって団体や流派によって細かいところは異なりますので、
あらかじめご承知おきください。
合気道で目指せるもの
①段位
多分1番分かりやすいものがこの「段位」というものです。
こちらは道場によって制度が異なる場合もありますが、
馴染みのない方のために優武館の例を簡単にご説明しますと
入門時は白帯(10級)から始まり、
稽古時間と稽古態度によって昇級審査を受けることになります。
その昇級審査を合格することで10級から9級、8級と昇級していきます。
ちなみに級によって帯の色も変わっていきます。
そして1級まで到達すると次からは初段、弐段、と変わっていきます。
初段以降は黒帯となり、帯色は変わりません。
ウエストのサイズが変わらない限りは…(;^ω^)
指導員側も級や段で教える技や内容が変えていきますので一定の目安でもあります。
言い換えれば、昇級審査を受けない限りはあまり高度な技を教えられないということにも…
なので、昇級・昇段試験は積極的に受験しましょう!
②難しい技の習得
合気道の技は関節技が多いのですが、その関節を上手に極めるのもやはり練習が必要です。
今更ですが「極める」とは、関節を曲がる方向もしくは曲がらない方向に
痛みを感じるまで、もしくは痛みを感じなくても動けなくなる状態を作ること、
という感じでご認識ください。
関節技は空手やボクシングなどの打撃(突き、蹴り)よりも手間が掛かりますので、
やり方を理解するまでは少し時間が掛かります。
その難しい技をしっかり覚え、ためらわずにかつ効果的に掛けられるようになることを
目指すのも面白いと思います。
こちらは段位の様に分かりやすいものではありませんが、職人的で非常に渋いです。
私自身もこういう研究はとても好きです。
関節技でなくとも、投げ技で自分より大きな相手を軽く投げれるように目指したり
技に入る前の相手の体勢をしっかり崩せることを目指すのも非常に楽しいです。
ただ…正直、この域まで行ってしまうと既にあなたは一般人ではありません(笑)
③指導員になる
基本的には技や動き方は先生が教えるものですが、
会員さん同士でもある程度、上級者になって先生側が問題ないと判断すれば
初心者の指導を任せる場合もあります。
それが繰り返され、全体的な指導が可能になってくると「指導員」になる場合があります。
先生の教え方を正しく伝えなければいけないので責任が増してきます。
このレベルの話は本人の同意なしでなることは無いと思います(多分…)ので、
忙しいから指導員ができそうにない等の理由で希望しない方は打診された時点で
断れるのではないでしょうか。
指導員になるメリットとしては
・普段の稽古内容よりも深い内容の指導が受けられる
・将来的に自分で支部道場を持てるかもしれない
といったことがあるかもしれませんね。
-----------------------------------
いざ書き出してみると、合気道も目標となるものが結構あるんだな、と感じます。
もちろん人によって目指すものは異なりますので、これらに限りませんが
間違いなく言えることは
自分を今よりも良い状態にしよう、そのために努力する
という行動だけは素晴らしいものです。
もし普段の生活で、
「自分は去年やそのずっと前から何も変わってない…」
と思っている方がおられましたら、一度優武館で合気道をやってみませんか?
退屈な毎日に少しだけ目標ができるかもしれませんよ!
体験をしてみたいなぁという方は
「体験申込フォーム」からお申し込みください。
何かご不明な点がありましたら事務局の電話番号、
0コメント