知らなきゃ損!?良い道場の見分け方
合気道に限らず日本には様々な道場があります。
何か武道を始めたいな~という場合は皆さんまずネット上の情報を探される方が多いかと思います。
…が、それだけの情報でいきなり入門を決めるなんて無謀な方は少ないと思います。
当然見学や体験に行かれるでしょう。
そして見学や体験後にとりあえず入門してみた結果、
あれ?なんか違うな…
何でこんなにお金掛かるの?
なんてことがあるとモチベーションも下がるし、お金や時間の無駄になってしまいます。
そんなことになる前にこの情報をぜひ知っておいてください。
あなたの時間とお金の護身が少しは出来ます。
というわけで、今回はどんな道場なら大丈夫か、避けるべきか、ということを書いていきたいと思います。
良い道場の見分け方 その1:料金体系がオープンであること
大抵の道場のホームページや入会時の規定書などに料金体系を明記されていていますが、一部の道場では料金体系が記載されていなかったり、また入門時に説明もなく月会費以外の費用(諸費用などの名目)で徴収される場合があるようです。
基本的には料金体系が明記されている道場に体験等を行くのがトラブル防止には良いのですが、上記の様に記載もなく、また入門時に説明されない場合は結局入門後にしか分かりません。
そういったトラブル防止には入門前の説明を受ける際に入門時だけでなく必ず入門後に掛かる費用も確認してみましょう。
その問答の際は必ず録音など証拠を残してください。
もしその後に何かしら請求があってそれが納得できない理由であれば証拠を元に払わないという選択もできます。
まぁそういった道場はそういったトラブルが再発しますので早くやめた方が賢明かとは思います。
良い合気道道場の見分け方 その2:先生の袴の有無
合気道の道場は大抵の場合、初段以上になると袴の着用が可能になります。
そして教える立場である指導員や先生も同じく袴を履くことが多いのですが、あえて袴を履かない先生の道場をオススメします。
というのも袴は確かに見栄えも良くカッコいいのですが、足の動きを隠してしまうので実は習う側からすると邪魔な存在なのです。
足運びが正しく出来るのと出来ないとでは、技自体が成立するかしないかくらいの違いが出てきます。
なので、そういった生徒さんへ指導するタイミングでは先生が袴を履かずちゃんと足の動きまで見せてくれる道場を個人的にはオススメします。
ただ、大抵のホームページの写真や大きなイベントでは皆さん対外的な儀礼や見栄え的に袴を履かれていますので、これらはちゃんと体験に行って指導を受ける際にこっそりチェックしてみましょう。
良い合気道道場の見分け方 その3:再現性のない技術を売りにしていないか
合気武術関係の道場を検索していくと「気」とか「霊能力」とか「神通力」といったような実態がつかめず再現のしようがないものを売りにしている道場がたまーにあります。
もしあなたが健康と護身術を求めて道場を探しているのであれば現実的に理論立てて技を説明してくれる道場と先生を探しましょう。理論があるということはその通りにできればそれを再現できるということなので、ちゃんと先生自身が人に教えられる人物であるということです。
幸いこの辺りはホームページである程度見分けられるとは思いますので、怪しそうなところはその時点でフィルタリングして別の道場を探していきましょう。
また、あまりオカルト的なことを売りにしていなくても、自分の技術を口頭で説明できない先生は理解を生徒側に投げっぱなしにしていることがあるので、上達には非常に時間が掛かります。他の武道経験者は今まで自分が学んだ知識や経験で理解できることもありますが、武道未経験者や初心者の方にはそういう道場はオススメできません。
その辺りは体験時に先生に何か技を掛けてもらい、少し時間が出来たらどういう原理で技が効くのかを口頭で聞いてみましょう。
そこでしっかり原理を説明できる先生であればその道場はオススメです。
といった感じで、今回良い合気道道場を探すにはどういうポイントを見たらよいか、というお話でした。
実際、道場との相性はそこの先生との相性と同じと言っても間違いではありません。
もし本能的にこの先生とは合いそうにないな~と感じた場合はどんなに体験の内容が良かったとしても即決せずに一旦落ち着いて考えましょう。
また、自分自身があまり判断材料がなく不安な場合は知り合いに武道経験者がいれば一緒に同行してもらうのも手です。
折角の自分の時間とお金を使う以上、楽しく学べる道場に出会えると良いですね。
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