型稽古って何?
優武館の合気道の稽古の8割ほどは「型稽古」と呼ばれるもので構成されています。
簡単に言ってしまいますと、
・攻撃の受け方
・足の運び方
・関節の極め方
・倒し方
・受身の取り方
などがそこそこ細かく決められているものを二人一組で行ってもらうものです。
安全性が高く、決められた動きを反復するため、非常に覚えやすいものとなっています。
ですが、一方が型通りにできないともう一方の動き方と不調和が出てしまい、稽古が成り立たなくなってしまいます。
そして、この型通りに行うものは基本的にほとんどがそのまま使えません。
何故なら実際の場で相手は型通りになんて動くことが無いからです。
では何故使えないのにこのような稽古をするかというと、いくつか理由があります。
その中で代表的なものを3つ挙げると
1.初心者が武の動き方を学ぶため
2.関節の構造と極まり方を学ぶため
3.組んだ相手が技の正しい形を認識するため
というものがあります。
例えると土台の作っていないグズグズの地盤にいきなり家を建てようとしてもまともに建たないですよね?
いわばその土台に当たるものが「型」です。
特に合気道のベースのない初心者が学ぶためには、いきなり「自由に動け」と指示するよりもきっちりと動き方の決まった型稽古が必須になります。
実際に私は型稽古を重視していた道場と重視していない道場を両方見てきましたが、やはり全体的に動きの進歩が速いのは型稽古を重視していた道場の方々でした。
更に型の動き方にこだわっていればこだわっているほど、効果的に行使できる正しい技の形が身につきます。
それだけ「型」というものの力は大きいわけです。
基本をおろそかにせず、型の本質を理解しようとすると上達は格段に早まりますので、初心者の皆さんは是非稽古中に考えてみてくださいね。
また体験を検討されている方、
優武館は安全性を考慮し、初心者でも着実に上達する稽古方法を取り入れておりますので、もし体験や入会を迷っておられるようでしたら、一度体験してみることをオススメしますので、ページ上部の「体験申し込みフォーム」もしくはフォームページ下部の事務局へのお問い合わせ電話番号までご連絡ください。
お待ちしております!
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