未経験者でも合気道やスポーツが上手くなる3つの「抜く」
合気道どころか運動さえもほとんどやったことが無いという方は
ぜひこの3つの「抜く」を覚えているときっと良いことがありますよ(*'▽')
そんなあなたはぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ご存じ…というより体感されている通り人の身体やメンタルというのは
意外と負荷が掛かっています。
特に辛いお仕事をされている方なんかは特にその傾向があり
心身共に「耐える」という状態が定常化しています。
耐え続けるとどうなるか…
そうです、ガッチガチになっていきます。
そういった状態で合気道や運動をすると動き方がそれはもうロボット状態です(笑)
なので、そういった状態から自分の心身を解放するために
この3つの「抜く」をやってみましょう!!
その1:無駄な力を抜く
合気道の世界に入るとこの言葉は絶対に聞くほど重要なポイントです!
男性、特に身体を動かしてお仕事される方は技を掛ける際は
どうしても上手く出来ないからといって「腕力」に頼りがちになりやすいです。
腕力があることは悪いことではないのですが、
合気道では(特に優武館の考え方としても)極力無駄な力は使わないのがベストです。
ただ、その1と言いながら、おそらく後述する残りの2つの中では一番難しいと思われます。
何故なら無駄な力が入っているということを本人は中々自覚できないのです。
これを書いている私自身も大阪の師匠に稽古を付けて貰う際は未だに言われ続けています。
これを解決するには指導員から指摘してもらうのが手っ取り早いです。
そのうち、自分自身でも無駄な力が入っていることが少しづつ分かってきます。
無駄な力が入っていると技が上手く出来ないだけでなく
稽古する仲間に怪我をさせかねないので、少しずつ無駄な力を抜けるように頑張ってみましょう。
その2:膝を抜く
武道をやったことが無い方は膝を抜く???となるかと思いますが、
要は膝を伸ばし切らずに軽く曲げた状態で立つ状態のことです。
効果としては、
膝を軽く曲げることで無駄な力も抜きやすくなります。
それと武術的な意味では伸ばし切った状態の膝に対して正面から蹴りを貰ってしまうと
折られる可能性もあるので、普段から少し曲げて構えて立ち会うことが推奨されます。
また、膝を抜いておくと膝を伸ばし切った状態からよりも
足運びが少しだけ早く動けたり、動きの中で重心や頭の上下運動が少なくできるので
動きに安定感を増すことが出来ます。
合気道以外のスポーツなんかではサッカーやバスケなどの急激な方向転換や
走り出しが必要なスポーツなんかではこの膝を抜くという動作は非常に有効といわれています。
その3:息を抜く
最後は身体面ではなくメンタル面のお話です。
合気道は格闘技やスポーツのように競技的に勝敗を決めることがありません。
なので、闘争心よりも平常心を保つことが重要とされます。
そのために普段の日常生活で遭遇してしまった嫌なことや辛かったことを
一度リセットできるように合気道の練習の際は「息を抜く」ということを意識してみましょう。
現代人はとにかくストレスが多いですよね。
仕事や人間関係、それどころか本来は安らげる場所なはずの家庭内においても
何かしらのストレス源があるのではないでしょうか?
そんなストレスから少しの間だけでも解放されて、合気道を楽しんでみましょう。
それだけで他の心配事に向いていた目線が自分自身に戻ってきて
自分の身体の感覚に向き合うことが出来るようになります。
自分の身体の感覚を素直に受け止め、それを動き方に反映できると
合気道が格段に上手くなります。
なので、合気道をする際は息抜きと思ってやってみると良いでしょう。
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今回は合気道が上達する3つの「抜く」について紹介してみました。
これから合気道をやってみたいな~という方はぜひ
・力を抜いて
・膝を抜いて
・息を抜いて
楽しんでみてくださいね(*'▽')
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