たまには本の紹介でも…
以前の記事でもちょいちょいビジネス書の紹介なんかをしていますが、
ちゃんと1冊紹介したことないな~って思いましたので、今回はビジネス書の入門として簡単な紹介&レビューをやってみようと思います。
では、今回紹介する書籍はこちら⤴(ジャパ〇ット風)
著者:スペンサー・ジョンソン
タイトル:チーズはどこへ消えた?
つい先日もこの本について記事を書いていましたが細かい話はまったく書いていませんでしたので改めてご紹介します。
この本は本文だけでいうならばたった90ページしかありません。
ジャンル的にはビジネス書なんですが、自己啓発要素が強く、自分の考え方を少し変える切っ掛けとして読む感じのものです。
私自身、多分初めてビジネス書の類を読むのは確かこの辺りから始めた記憶があります。
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この本はとある高校の同窓会後に集まった色々な背景を持つ友人たちの劇中劇として
2匹のネズミ「スニッフ」と「スカリー」、2人の小人「ヘム」と「ホー」の話が中心となります。
彼らはそれぞれ性格や行動が異なり、それぞれの方法や考え方でいつも理想のチーズを求めて迷路の中を探し回っています。
そしてある時、迷路内で彼らは大量のチーズを見つけしばらくは安穏な生活を送りますが、時間が経つにつれチーズが無くなっていきます。
それに驚いた2人の小人、そして何故か驚かなかった2匹のネズミ
さてその後の彼らはいったいどのような行動を起こすのか…
そしてこれは物語の中だけの他人事と取っても良いのでしょうか…?
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私はこの本をぜひここ数年生活や環境に変化がない方(特に長期間雇用される側にいる)に読んでほしいと思っています。
この物語で重要なキーワードは「変化」と「行動」です。
特に優武館のある高知は都市圏に比べると、どうしても距離があるため新しい情報に乏しく、現在何が求められて、どんな変化が予想されるのか、ということが余程アンテナを張っていたり、高い立場にいないとなかなか分からない環境だと感じています。
そして地元で長く根を張っている方や、安定こそ人生の目的と考えている年配の方ほど変化が分からず、むしろ変化を嫌っているように感じます。
また、今が忙しすぎて変わる余裕がない、という方も大勢いますし、かつての私自身もそうでした。
そういった環境に長くいると現状維持が目的となってきます。
ですがこの物語は「変わらなければ破滅する」とまで言い切っています。
この本を初めて読んだ当時の私はこの言葉に恐怖しました。
今まで変化したくなかったから
大切なものを守るために変化をしちゃいけない
と思っていたから。
ただ現実はこの本の通り、変化できないと破滅する社会でした。
色んな決断を経て私も変化をするようになりました。
そしてこの新型コロナの流行に伴い変化が強要されている中で
田舎と言えども変化せざるを得ない環境になっています。
私はこの状況になる前にこの本が読めて少し運が良かったかもしれません。
ですが、読んでいないからと言ってもう遅いと思って悲観することもありません。
これからも社会は変化しますし、各自が変化をしていかなければいけません。
もし、ここ数年なにも変化していない、すぐ変化はしたくないけど何かが変わるようにきっかけ欲しいと思われている方はぜひこの本を読んでみてください。
きっと人生がほんの少しだけ良い方向に向かうと思います。
今回紹介した本は下記のリンク、もしくはオススメ購入品のページから購入できますので、ぜひお買い求めください。
ずっと手元に合っても損はしないと思いますし、
個人的には定価よりもっと高くても購入する価値はあると思います。
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