上達に必要な事
初心者の方で、「技が上手く出来ないな~」と思っている方…
大丈夫、当たり前です!!
多分ほとんどの方が子供の頃、いきなり最初から自転車が乗れなかったのではないでしょうか?
合気道も同じで、いきなり最初から上手く技が出来る方なんて100人に1人いるかいないかでしょう。
ではどうやってうまく自転車に乗れるようになりましたか?
そう!練習しましたよね。
結局のところ練習することが一番の近道です(当たり前ですが…)
ただ、闇雲に練習している人と「あること」を意識して練習する人とでは上達スピードが全然違います。
というわけで今回はその「あること」を3つ紹介したいと思います。
初心者の方は良かったら参考にしてみてください。
上達スピードを上げるためにその1:よく見る
合気道は手の持ち方、足の運び方が実は結構細かく、同じ動きを再現できないと同じ技でも効かせ方が変わってしまいます。
なので、まずやってみて頂きたいことは「よく見る」ことです。
お手本の時に、指導員の足はどう動いているか、手はどんな持ち方をしているか、どの方向に捻っているか、等々
もちろんこれも最初から全部は出来ません。
なので部分的な再現を繰り返して、最終的に動きの完コピができるとベストです。
そう意味ではダンスが得意な方が実は結構有利かもしれませんね。
上達スピードを上げるためにその2:上手な人の技を積極的に受ける(技を掛けてもらう)こと
もちろん技を掛けるというのは大事なのですが、それと同じくらい「技を受ける」というのも大事です。
何故なら、この技は身体のどこを攻められるのか、どんな角度でなら極まり易いのか、ということは技を受けないと見ている側や技を掛けている側は最初は中々分からないからです。
なので、技の稽古で少し行き詰ったなぁ…と思ったら、ペアを組んでいる方と一緒に指導員の所へ行き、技を掛けてもらいましょう。
ちゃんと月謝という対価を払っているので、積極的に聞きに行って教えてもらわないのは損ですよ!
上達スピードを上げるためにその3:自分の技のフィードバックを貰うこと
上記のその1、その2でインプット編でしたが、次にアウトプット編です。
ここまでのインプットが順調であれば自分の中で上手な技の基準が少しずつ見えてきていると思います。
ではそれをアウトプットして近づけてみましょう。
…ですが、自分の技の感覚というのは自分では分かりません。
同じようにインプットの段階を経た他者に教えてもらわなければ自分の技が正しく効いているかは判定できませんので、組んでいる方に
・どのような効き方か
・どこの部位に効いているか
・更に効かせるにはどのようにすればよいか
等のコミュニケーションを取りながらやっていくと、組んでいる方と互いに答え合わせが出来ていくので、上達が格段に速くなります。
実はこれらのポイントは何も特別なことではなく、他の分野においても同じことです。
ですが、知っているのと知らないのとでは大きな差が出ます。
また、知っていても実行するしないでそれ以上の差が出てしまいます。
まとめると、
上達のためにはお手本を真似て正しい技を受けて、
アウトプットした自分の技のフィードバックを受けて改良する。
ということですね。
上手くなればどんどん世界が広がっていきますので、目指せ脱初心者!!
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