合気道って何?

多くの皆様は「合気道」と聞くと

・相手の力を利用して…云々

・派手に飛んだり跳ねたりして倒す

・女性や子供の武道

というような印象を持たれる方がいるのではないでしょうか?


大きく外れているわけではありませんが、もちろん完全に正解というわけではありません。

なのでせっかく当HPをご覧になって頂けた皆様にはもう一歩だけ踏み込んだ「合気道」の概要を簡単にご紹介したいと思います。

ただし以下に記載する内容は同じ合気道でも道場や研究者によって解釈が異なることがありますので、あくまでも優武館の解釈ということをご承知おきください。


①合気道の成り立ち

元々遥か昔から「合気道」という武道があったわけではありません。

細かい部分は省略いたしますが、明治時代に大東流合気柔術という武術を世に広めた武田惣角の弟子になった和歌山県出身の植芝盛平という人物が大東流合気柔術とかつて自身が学んだ剣術、そして大本教という宗教の思想を合わせて「合気道」を創設したものです。

そこから合気道というジャンルは確立されたのですが、現代では同じ合気道でも団体が複数に分かれています。

なので、合気道自体の考え方や技法は全て統一されているわけではない、という点だけ知っておいていただければと思います。


②合気道の特徴

まずここで多くの皆様が持つ印象である「相手の力を利用して…云々」という点に関して補足しますと、

「そういう技・やり方もある」というのが更に正解に近くなります。

更に深層に踏み込んだ回答をするのであれば「相手の力に対して真っ向からぶつからずに力の向きを制御する」という言い方になります。

そういう点で合気道は力対力での勝負はまずしないため筋力的に劣る「女性や子供でも出来る」という意味になります。

ちなみに合気道は自分から技を掛ける場合もあるので全てが相手の力を利用しなければできないわけではありません。

ただし、相手の出方(どこを掴まれた、どこを殴られそうになる等のシチュエーション)に応じて行使する技が多いため、他の格闘技の様に能動的に自分から向かっているタイプのものではありません。


技という面では「関節技」が7~8割を占めると認識していれば問題ありません。

「投げ」自体はやらないわけではありませんが、大抵の場合は極められた関節を折られないために自分から跳び受身で逃げるという過程が投げられたように見えることが多いです。

特にこの辺は動画サイトの演武ではよく見られる光景ですね。

派手に飛んだり跳ねたりするように見えるのは基本的にこの点のことかと思います。


③護身としての合気道の使い方(優武館の場合)

正直なところ合気道は互いが構え合って殴り合う段階(格闘技の試合状態)になってしまうと非常に使い辛くなります。

なので使うのはもっと前の段階、相手と一番最初に接触する一瞬に関節を極めて無力化するのが理想だと考えています。

そのため、関節を極めた相手を投げ飛ばさず足元に落とし、抵抗できないように関節を極めるまでを一連の流れとして使えるように目指します。




高知では正直あまり合気道が普及していないこともあり、不確かなイメージでしか分からない環境ではあると思います。

ですが、知らないよりは知っておいた方が人生が豊かなものになるかと思いますので、もし体験してみたいという方は是非体験申し込みフォームからお申し込みください。


2020年内は体験無料ですのでお気軽にお越しください。

お待ちしております。(^^)/


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